Yoshi in the World

留学、研究、旅行などで訪れた海外や、教育について書いていきます。

フィンランドの大学の授業って?

なんと8か月ぶりの更新です(笑)

 

今回は、フィンランドの大学(ラップランド大学)についてです!

日本の大学との違いを2つ紹介します:)

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大学、8月の様子。冬(10月~)には雪が降り積もりますが、この時期は晴天で気温もちょうどよく、最高の気分です(^^) キャンパスも美しい…

 

①決まった時間割がない!短期集中型授業

 一つの授業が数週間~2か月ほどで終わるので、先生とは毎日、もしくは二日おき程度に顔を合わせます。フィンランド人の生徒は授業が終わったらさっさと帰っていましたが、ヨーロッパやアジアからの留学生は先生と話し込むくらいには仲良くなっていました。

 

 期間的には早く終わる分、一コマが長く、基本4時間くらいです。そして、曜日ごとの決まった時間割がありません!なので、授業Aは今週は火曜の13:00~と木曜の7:00~、来週は水曜の8:00~という風に、週によって異なります。スケジュール組みが大変で、授業がたびたびoverlapします。先生もそれを承知で、「ほかの授業に出るので今日は欠席します!」「了解!」というような雰囲気です(自分の授業を蹴られた、と不満に思わないのでしょうか…)。

 

 1日に3コマ入ってしまっているなんて日は、8:00~18:00までお昼休憩なしで授業なんてことが起きてしまいます…さらに、短期集中型ゆえに、色々な授業のテストやペーパーが学期の途中でやってきます。履修システム、恐るべし…

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どのペアが、上から落とした卵を守れる強固な家を作れるかという英語の授業。真ん中の落ちている白い物体は卵を守る家です。謎な授業が多かった…(笑)

 

②学食はビュッフェ式

主食はポテト(マッシュドポテトの日も)。パスタ、ライス、パンもあります。その上にシチューのようなものをかけることが多いです。飲み物は、牛乳かベリージュース。フィンランドのご飯はまずいと結構な数の友達(主に美食家なヨーロッパの学生)が言っていましたが、私は大好きです!一食の値段は、学生だと統一で€2.6(現在315円ほど)です。安くて、毎食メニューが変わって、朝昼晩とやっているので、私はほぼ一日中大学に引きこもって勉強していました。

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学食の様子です。芸術が盛んなだけあって、オシャレ!!

お昼は授業を一緒に受けているフィンランド人や留学生と一緒に食べていましたが、フィンランドの学生はみんなが揃っていなくても先に黙々と食べ出します(笑) 日本人の感覚からしたら、新鮮!

 

ということで、フィンランドの大学の授業と学食についてでした!

今回はこの辺で!

Moi moi!