Yoshi in the World

留学、研究、旅行などで訪れた海外や、教育について書いていきます。

マラウイ 第1弾〜教育編〜

マズカバンジー

 

9/11〜18まで、アフリカ大陸東南部の小国「マラウイ」を訪れていました。皆さんはマラウイという国をご存知でしょうか?

 

面積は日本の1/3(北海道+九州くらい)、人口は日本の1/7(1756万人)。一人あたりGDPは$342/年で、世界で3番目に貧しいとされる国です。また、愛称が"Warm Heart of Africa"で、1964年の独立以降紛争が1度も起こっていません。貧しいのに紛争が起こらないなんて、一体どんな国なのか気になっていました。

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経路は、日本(成田)→タイ・バンコク(スワンナプーム)→エチオピアアディスアベバ(ボレ)→マラウイリロングウェのルートで、往路は25時間30分 復路は35時間30分…長い旅でした🥺

 

今回は一応大学の出張という扱いでしたが、私の修士論文の事前調査という目的も兼ね備えていたので、教育省や教員養成大学にお邪魔したり、都市部〜農村部、女子校、大規模校〜中規模校、コミュニティ主体や政府主導など多様な6つの小中学校を巡りました😌f:id:stitch626ms:20190919043350j:image

 

 

中でも一番印象的だったのは、生徒数が5000人の小学校。マラウイの小学校は8学年あるのですが、単純計算して(本来学年が上がるにつれて退学・留年で人数が減ります)1学年625人。教師と教室の数が少ないため、1クラス200人で外で授業をしているクラスも。カオス。↓

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中学校になると1クラスあたりの人数は減りますが、それでも都市部の学校で30〜70人くらい。少し都市部から離れた学校では、5冊の教科書を70人で分けて使うそうです。そんな指導に慣れている(?)教師の授業が見てみたい🥺

 

事前に文献を読んでいて状況がある程度分かっていたとしても、いざ多くのカオスな面を目の当たりにすると、驚きが隠せずずっと"Wow"笑

 

それでも、すごいなぁと感動することもありました。それは、タクシーの運転手でも、街中の人でも英語が流暢に話せること。もはやチェワ語と英語を混ぜて使う(ルー大柴風)。マラウイ公用語はチェワ語と英語ですが、小学校4年生からチェワ語以外の全ての科目が英語で教えられるそうで、小・中・高段階でそれぞれある卒業資格試験でも英語ができることが必須。ここまで徹底的にやると日本人も英語を話せるようになるのでしょうか…?

 

話したいことがまだまだたくさんあるので、第2弾に続きます!

 

とりあえず、来年の2・3月に2ヶ月間また渡航するので、もっと深くマラウイのことを知れるのが楽しみです😊

 

それでは、チャカチャマーワ!