花の都 フランス・パリ/ヴェルサイユ
ベルギー・ブルージュから、フランス・パリへ移動しました!
正直、到着してからかなりびっくりしたので、「偏見だ」という批判を覚悟で自分の感想を載せます。
イメージ:花の都、シャンゼリゼ通り、オシャレな紳士とマダム
第一印象:薄暗い、タバコと下水の汚臭、黒人が多い(歴史の影響でしょうか)、落書きだらけの電車と壁、地面にゴミ、謎の赤い液体等、ホームレスが多い、雑な接客
まっっったくイメージと違いました。もちろん、パリらしく美しい建物やオシャレな人々もいて、花の都と呼ばれるのもよく分かります。でも、それ以上に、特に夕方~不審者らしき人が多く、キャットコールも多発し、身の危険を感じました…。ので、早めに帰りました。
一番怖かったキャットコールは、「やあ、可愛いね」「どこ行くの?」「ねえ、なんで無視するの?」「俺の顔が気に食わないからなの?」「調子乗ってるとどうなるか見せてあげようか?」と、ついてきつつ、どんどんエスカレートする黒人男性、、、。
気を取り直して、まずは、私の好きな美術館めぐりです!
ルーブル美術館。私はEU圏内の学生証を持っていたので、2000円くらいかかるところを無料で入れました!シェンゲン協定ってすごいです…
中身の写真は載せていいのか分からないので控えますが、一番印象に残っているのは、モナ・リザが予想の3倍は小さかったことです!笑
ルーブル美術館の絵は王宮系、キリスト教系、女神系、戦争系という感じで、躍動感があり、vividカラーではっきりしていますが、オルセー美術館の絵は印象派でpastelのぼやけた感じがします。ゴッホ、ゴーギャン、特に優しい色使いのモネやルノアールなどなど…私はオルセー派でした:)
続いてパリ市内探索。シャンゼリゼ通りです!
ようやくここで、念願のメガネを買えました!
が、一番安いのお願いします!と言って出てきたのが、Diorの85000円のメガネです…
シャンゼリゼで買うのが「おーい」って感じだとは思いますが、これ以上目が見えないまま旅を続けたくないという思いに負けました。(ヴェネツィアの目事件の記事参照)
プランタン・オスマン本店。銀座にも支店があるみたいですね。
その隣のデパート、「ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン」
アミューズメントパークみたいな内装!!
凱旋門。
ノートルダム大聖堂。昨年、火災がありましたが、その前の状態です…
エッフェル塔です!
私は東京タワーの赤より、エッフェル塔の黄色の方が上品で好きです:)
さて、パリから少し足を延ばして…
ヴェルサイユ宮殿です!
ルイ14世が政治の中心として建て、15世が私的なアパートを作ります。ナポレオンも住んだことがあるそうです!今は、豪華なコレクション誇る王宮、歴史博物館、イベントごとの会場と様々な顔を持つ宮殿です。
日本人3人組がいたので話しかけると、なんと東大と北大の教授というびっくり仰天な出会い。ジーンズで一介の学生の私が、ヴェルサイユ宮殿でお昼をご一緒させていただくという、場違い観が半端ない事態に…(笑)恐縮の時間。
先生方とお別れして、宮殿内を探索。
鏡の間。王の間が右列、王妃と従者の間が左列。王の間は、太陽=王であるため、宮殿のちょうど真ん中の朝日が当たるところにしたそうです。
ルイ14世は、「我々は平民とは違うのだ、大衆に対する義務(権力を見せもてなすこと)があるのだよ」というようなことを言っていたそうです。権力を維持するのも大変ですね…!
各広間の天井には、神話の髪をメインとした絵。この絵は、3年かけて142人描いたそうです。
食事の際ですが、血縁者が周りに座り、目の前は公爵夫人たちが座る。端には批評者たちが座り、王のしぐさ一つ一つを批評する。って、王様生きぐるしすぎません?
平民に生まれてよかった…と思ってしまいます。
ヴェルサイユ宮殿の庭。左右対称で、芸術や礼儀作法、豪華な調度品など、パリでは均衡で完璧なものが好まれるのかなぁと感じます。その点フィンランドは、芸術も未完成で不思議…というか、グロテスク(笑)なものが多いですが、フィンランドの教育の要でもある、「失敗が許される」という文化を体現しているように思えます。
長々と語ってしまいましたが、色々とびっくり仰天したフランス・パリとヴェルサイユでした!
次回は同じフランスでも、キュートな田舎町、東部のストラスブールです☆
ご覧いただきありがとうございました!
それでは、おやすみなさい:)